
#134
"Mac Davis/Baby don't get hooked on me"
( '72 CBS/US)
<C:★★★>
"Mac Davis/Baby don't get hooked on me"
( '72 CBS/US)
<C:★★★>
ピートのソロ盤ライナーに、過去のセッション参加アーティストが列記されていてそこにあった一人が Mac Davis 。クレジットではどうもないんだよなぁ…近い盤でのクレジット漏れと踏んでこの盤を買ってみました。が、見返せばピート/マッスル・サイト内レコ番 #101 で既に76年のマック盤を紹介していたワ。すっかり忘れていた…。
こちらは72年盤。#101番同様にリック・ホール・プロデュース。Fame Studios 録りの正統 FAME 盤である。ホールとはケンカ別れと見る、四人衆不参加につきマッスルBチームでのバック。そこにフェイム付きギタリストの Travis Wammack 。ギターのクレジットがトラヴィスとケン・ベル、ともにアコギとしかない。エレキのクレジットがない盤、そんなはずはない。これは、エレキ担当のピートのクレジット漏れであろうと踏んだ。ならば全編がピート・ギター盤か。
シンガーとしても知られるがソングライターとして有名な人らしく、カントリー寄りの甘い歌はさすがに悪くない。が、個人的趣味となると別の話…ワタシとしては緩くてアカンのよ、この手。
ただしA、B面に1曲づつカントリーファンキー、ジェリー・リードを思わせる楽曲があってこれがなかなか良かった。
ギター、2曲でピート節が聴ける。全編がピートの目論見は外れたが、これはまず参加盤と踏んで間違いないでしょう。
クレイトン・アイヴィ/ティム・ヘンセン/ボブ・レイらのバック、コーラスはお馴染み、Rhodes - Chalmers - Rhodes の三人組。