2010年01月17日

これもコッシュ・ワーク


kosh_2LP.jpg
king crimson/red ('74)
eric clapton's rainbow concert ('73)

正直どちらも面白味のない、コッシュらしからぬジャケ…。
ただしこれらは拾い画像、もしや実際のレコならば裏なり内面なりに「らしい冴え」が見られるのかもしれない。
それでも、これだけの大物仕事のオファーがあるコッシュとは…。
posted by Denny_O at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | kosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

Hood says...


レココレ1月号にデヴィッド・フッド・インタビュー。
Lakland を持つフッドの写真。このベース、人気だね。Daryl Hall's ハウスバンドのベーシストもこれだったし、ジョー・オズボーン・シグネチャーモデルもあったりする新興メーカー。

まずマッスル関連記事のなかに(あれだけクレジットあるのに=弾いているのに)「ピート・カー」の名前は出てこないのが常だが、ここではインタビュアが聞いてくれている。嬉しい事です。
聞き手の中村彰秀さん、まったく面識はない。が、オンステージ山野が営業していた頃に斉藤店長から、店の常連だったらしい中村さんがワタシのサイトを覗いている(と話していた)と聞いた。
もしや頭の片隅にワタシのサイトがよぎって聞いた事かも…。ともかく深謝。

フッドがシェフィールド高校、ドニー・フリッツとジェリー・キャリガンがフローレンスのコフィ高校のマーチングバンドねえ…本人からじゃなければ聞けない話だなあ。
アルバート "Jr" ロウというのは下に入れたダン・ペン&ポールベアラーズのひとりですな。
Oldham - Hawkins - Lowe - Penn - Fritts の五人組。

マッスルスタジオは元は棺桶置き場ではなくれっきとしたスタジオなんですね。フレッド・ビーヴィスの持ちスタジオを打診されて買ったとある。この人は…ソウル畑のプロデューサーだっけ? ブラック系のマッスル音源は細かく深すぎて(シングル・オンリーも多そう)ちょっと手が出ないのが実状なのです。

マッスルと英アイランド勢との関係はワタシのマッスル掘りの懸案なんだが、ここに出てるようにどうやら始めはやはりジミー・クリフ・セッションなんだなあ。この盤が出ないのよ!

+++++++

(別項)
message to Michael... のメロがふと頭に浮かんだが、え〜〜と、しばし考えてやっと出てきました、デヴィッド=バカラックだよね、思い出したのはディオンヌ・ワーウィックの歌声。

どなたか、「裏通りそぞろ歩き氏」へ伝えて上げてください、70年 Forest National Hall - Byrds Live UT映像、ここでパーカッションを担当しているのは Jimmy Seiter だと。

当時のバースのロードマネジャー兼ボディガード役、パーカッションもやっていた。LP【byrdmaniax】は表ジャケは四人のデスマスクだが、ゲイトフォールド内面には5人目としてセイターもマスクを作っている、しっかり載っている。
LP【Bill House/give me a break】の裏ジャケにも写っている(左端)。この盤やデヴィッド・キャシディ【Higher They Climb the Harder They Fall】でもパーカッションを。「バードマニア」がテリー・メルチャーのプロデュースであることからして、セイターは Equinox 近辺にいたということが分かる。

たしか、スパンキー&アワ・ギャングのドラマーだった John Seiter と兄弟(ジミーが兄貴だと思った)。ジョンはトム・ウェイツのファーストで叩いていた(セカンドはジム・ゴードンにチェンジ)。それと山タッツぁんのUS録音ファーストソロでも叩いていたような…。
posted by Denny_O at 08:07| Comment(2) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

ben sidran

前盤【マージービート・コンピ】やこの盤のほうがコッシュらしい、そのテイストが発揮されているのだが…。いや、コッシュというとすぐに「アビーロード」「レットイットビー」「フーズネクスト」など(…もちろん屈指のロック名盤だから当然なんだが…)のデザイナーと喧伝されることが、ちょっと違うンだよなぁと感じるワケです(前述どおりにそれらの盤はほとんどコッシュ色は出ていない)。
デザイン的にはアーティストのネームバリューはまったく関係ないということ。(Family を見よ!)


benSidran_doctor_A.jpg

benSidran_doctor_B.jpg
Ben Sidran/The Doctor Is In (77 Arista)

ベン・シドラン…すこぶるジャジーな印象のキーボーディスト。が、この人はスティーブ "space cowboy" ミラーの盟友、SMバンド (steve miller band でっせ!) のメンバーとしても活躍した。

このソロ、77年か。SMバンドで同じ釜の飯を食ったボズ・スキャッグズのブレイク作【silk degrees】が前76年なので、ボズ同様な路線=お洒落なAORでやはりブレイクを狙ったのか。というほど山っ気のある人ではなさそうだが…。

ちなみに↓ここで触れた、ミラーのすこぶるジャジーなソロ盤を手伝ってたシドラン、coolness がこの人の信条のよう。
「Sailor Records」

+++++

いろいろ言ってますがソロは聴いたことない。このジャケ写も拾い。コッシュのデザインだそうな。
ネットで "Doctor Is In" で画像検索したら…洋物エロ映像がわんさか出てくる(^○^)、「ドクターったら、今あたしのなか≠ネんです」ってか?
シドラン、実際に博士号を持っているらしい。

文字の跳ねが実に気分…凄く巧い、みごとなスクリプトはさすがコッシュ。実際に窓ガラスに「刷った」かな、それともカッティングシートだろうか。
THE DOCTOR IS IN 、タイトルはスミに白文字…ちょっと強すぎない? しかしこれがアメリカの医者の普通のパターンなのかも。「営業中」?「在宅」?それを知らせる為のメッセージボードを窓に掲示するのかな。
裏ジャケ。ブラインド越しに反転したスクリプトが見えている、部屋の中に居るドクター・シドラン。ちょいと考えるとこれは逆のほうがハマるんじゃないのか…タイトルは逆が…。実は仕事場に戻ってきているんだけれど、今はメランコリックで患者を看る気分じゃない… The Doctor is NOT in... 。

トニー・ウィリアムス、ブルー・ミッチェルらが参加し、ミンガス[グッバイ・ポークパイ・ハット]などもカバーしているという盤。やっぱり jazzy 'n' coool....
posted by Denny_O at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | kosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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