2012年02月29日

Hourglass


hourglass.png

手に紙コップ? パーティ 打ちあげ…かな
L→R :
paul hornsby / johnny sandlin / duane / pete carr / gregg


オールマン兄弟にはさまれるピート カー
ニッティグリッティと対バンしたことでそのマネージャ(ジョン マキュエンの兄キ)に認められ Liberty に紹介され 華の都ロスへやってきたおのぼりさん<oンドが オールマン兄弟にとってのメジャーデビュー このアワーグラスというわけで

http://www.sakatomi.com/PeteCarr/

ベーシスト マブロン マキニーが エリック バードンと一緒 ステージに穴をあけてどこかへ遁走 その穴を埋めたのがわがピート カー

前にはなかったのに 今見るとウィキにしっかりありますよ 単独項目「Pete Carr」 
それなりにツボはおさえて書かれているので 見てチョンマゲ
しかし 地元デイトナビーチとはいえ オールマン兄弟最初のローカルバンド Allman Joys のギグを観に行ったのが15才ですか…

ロッドのレコーディングセッションへの参加 トム ダウドがピートをロスへ呼んだとあるね さすがに目利きなダウド翁

文中 ピートも Fame のミュージシャンであったように書かれているが
基本的にはピートはフェイムとは無関係 とはいえ同じマッスルの地ということで 自身でプロデュースしたジャック テンプチン盤の録音やレニー ルブラン盤のミックス等々 フェイムスタジオの使用も多少はあった
オールマンズの裏方に廻ったホーンズビィ/サンドリンらと組んでのメイコン リズムセクション( LIV のファースト盤他)〜マッスルショールズ リズムセクションという流れがピートカー

+++++

"The Power Of Love" The Hourglass




ところでこの曲 "power of love"
アワーグラスのセカンドLPタイトルチューン よくできた曲と思う
ちょい力入ったグレッグのヴォーカル サビのメロ/コード進行は…どこかで聴いたような感じはあるがほどいいポップセンス いかにも68年という音ですなあ ロック感覚とポップス感覚がからみあう
メンフィスから出てヒットを飛ばしたボックストップスへ 追いつけ追い越せ?
ウッドストック¢O夜の「ヒット狙い」だね まあこの時は 夢破れて故郷へ舞い戻ったンだが… 
音楽がチャートアクションで判断された頃のはなし


posted by Denny_O at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月21日

Muscle/ Ahmet produce


batdorf-rodney.jpg

#148
Batdorf & Rodney/off the shelf
produced by Ahmet Ertegun + Batdorf & Rodney
( '71 Atlantic)
< ー : ★★★★>


John Batdorf  日本ではバドロフだったか バドルフだったか
かなり難しい読みなんじゃないかな 米国人でもよく分からないのでは
さて このバドロフ&ロドニーとしてか それとも
Silver としてか どちらで知られる名前だろう

アコースティックデュオ バドロフ&ロドニーは
トリプルA atlantic asylum arista の3レーベルに一枚づつ
三枚を残して解散 ここで取り上げるのはそのファースト

アリスタでの3枚目のプロデュースは アルバム1枚でポシャったガリバー 
ダリル ホールも一緒だったがそこにいたトム セラーズ
そのまま バドロフが次に作ったバンド シルバーの唯一盤もセラーズが
プロデュースだった

この71年アトランティック盤がマッスル録音
レーベルの御大 ずっと元気だったのに数年前不慮の事故で
亡くなってしまったアーメット アーティガン
自身でプロデュースを務めている
アーティガン プロデュースのマッスル盤といえば
前70年の#142 Nicholas Lampe 盤があったがあの駄盤とは
雲泥の差 こちらはずっとイイ

とはいえ なぜわざわざマッスル(アラバマ)まで連れて行ったか
かなり疑問な音
71年 明らかにCSNYの影響を受けたふたり
「アコギ&ハーモニー」 まさに当時のロスの音でしょ
リードギターも基本はアコギで それがかなりステファンぽい
テンション多用
エレキでのリードプレイは少し それも含めギターはふたりですべてこなしている
なのでジミー ジョンソンなし ベケット/フッド/ホーキンスがバックを
さらにクレジットにはベースでクリス エスリッジ ドラムにジョン バーバタの名前がある
エスリッジ/バーバタがマッスルまでとは考えにくい たぶんロスでのオーバーダブでしょう
となれば なおさらマッスルの意味が分からない
爽やかすっきり青い空 吹き渡るのはロスの風であり まったくマッスル的南部滋味は感じさせないのだから
キーボードにジェイ ワインディングあたりを加えてのロス録音のほうが 
よりハマったセッションに思えてならない
(ハマらないマッスル盤ということでオーリアンズのファーストを思い出した)

まあなんにしても 出来はかなり良い
いいメロを書けたふたりなのでアーティガンも CSNYクラスとはいかずともかなり売れると期待しただろう
しかし1枚で手放した(逃げられた?) 
続くのが 生き馬の目を抜く業界人 アリスタのボスだったクライヴ デイヴィス バドロフの才を見抜いてのシルバーだったはず
が 【恋のバンシャガラン】をあてがっただけでポシャったことは前に記したとおり









posted by Denny_O at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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