2008年11月16日

Calibou Ranch

シカゴとBBは浅からぬ関係アリ。70年代の後半だったか、全米ツアーを一緒に行う、両者の名を合わせ The Beachicago Tour と銘打って。ほかにも、このブログの最初のカキコ、デニスの妻はシカゴ/ロバート・ラムの前妻だったカレン・ラムであるとか、亡きカールの最後のプロジェクトはそのロバートと組んだ「ベクリー=ラム=ウィルソン」(元アメリカのジェリー・ベクリーとともに)であった…なにかと関係していた、仲が良かった両者。

シカゴといえばデビュー時は左翼然としたプロテストバンドだったが、この頃からは甘々なバラッドもありで。「ビーチカゴ・ツアー」は、BBとともにアメリカンバンドの王道を極めんとしたツアーてなところでしょうか。取り持ちはプロデューサー/マネージャのジェイムス・ウィリアム・ガルシオ。もともと(都市)シカゴの顔役として、ポップスファンにはバッキンガムズを当てたあたりから知られるところ。が、ガルシオといえば「コロラド・ブーム」の火付け役(…かも?)。コロラド山中に作ったスタジオ、カリブー・ランチは売れっ子スタジオとなり、名だたるアーティストがコロラド詣で。エルトン・ジョンの「カリブー」はまんまそこからだっけ? シカゴのレコ邦題で「カリブの旋風」なんてのもある。
BBとは、アルバム「ライトアルバム」あたりでからんだガルシオ。のみならずBBは短期間だがレーベルである「カリブー・レコード」に所属したのだからガルシオがボスであったわけ。
(ちゅ〜か、いまウィキってみますればこのレーベルではBBがらみしかリリースなし、BBのために作ったレーベル?? http://en.wikipedia.org/wiki/Caribou_Records_discography )

++++

で、そのカリブー・ランチ(スタジオ)はワタシにとっては名前だけの“馴染み”があったわけだが、映像として見ることができました、ちょっと嬉しい。
これはシカゴによるTV特番らしい、74年放映。このスタジオはやはりこんな大自然のなかにぽつんと建てられた代物であったのだなあ、見かけも実にウッディ/ナチュラル。わがBBもここまで足を運んでいる。(85年に火災消失らしい)
ギターが初代のテリー・キャスだ。Fender テリーキャスターの名手だったがここでの再演「長い夜」でのギターはいいね。(この曲をほとんどアレンジ変えずに再録している? そんなテイクどこかに入れたっけ?)
スタジオ脇に仮設作ってのフリーギグといった様子も映る。地元住民へのサービスだったでしょうかねえ。
夕暮れてバックに稜線が見える、コロラドの大自然だがなにやら "it all comes back" に見えたりも…。

  長い夜
call on me 
Searchin' So Long 
Just You 'n' Me 
Happy Man

おっとっと、これを追加:実際のレコーディングでもBBがコーラスをつけていたっけね。
あなたがここにいてほしい
posted by Denny_O at 16:45| Comment(1) | TrackBack(0) | YouTube | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

ラストの映像。
BB三人組の髪型からするとこれは70年代末かな?
ベースを弾くのってラムか? これ。BBの、向かって左のオベーションはピーター・セトラだが、右、フルアコかかえるのは、たぶんガルシオ…。
Posted by オクヤマ at 2008年11月16日 17:10
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