2009年07月03日

moby/ WOW

いや、あらためて見るに…ファーストのジャケ、なぜ英国エドセルのリイシューLPが一番「大きい」のだろう、トリミング的に(全景が広いということ、その分メンツは小さい)。リイシューのたびに狭いトリミングになることはよくあるのだが。前に入れた、ドリーム・アカデミーのファーストのCD化がいい例(トリミングをメンバーのみに絞った最悪例)。
これは、エドセルがオリジナル写真(リバーサル)を入手していた…ということかなあ。まあ気合いの入りまくっていたエドセルならばそこまで頑張りそうだが…それにしてもかなり不思議。


+++++++++


※ WOW  Columbia CS9613

produced by David Rubinson
direction: Matthew Katz Productions, San Francisco
personal management: Michael Gruber
engineers: Don Puluse & Glen Kolotkin
Design & Collage: Bob Cato

1- 1. The Place And The Time
1- 2. Murder In My Heart For The Judge
1- 3. Bitter Wind    
1- 4. Can't Be So Bad     
1- 5. Just Like Gene Autry: Fox Trot        

2- 1. He    
2- 2. Motorcycle Irene    
2- 3. Three-Four
2- 4. Funky-Tunk
2- 5. Rose Colored Eyes
2- 6. Miller's Blues        
2- 7. Naked, If I Want To

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グラミー賞ジャケットデザイン部門にもノミネートされた、サイケ・コラージュの傑作ジャケットはご存知ボブ・ケイト(日系人でカトウ≠ニも…)によるもの。
ジャケ同様に音のほうもサウンド・コラージュを駆使していて、なるほどこの盤がサイケ≠ニいうにはモビー盤のなかで一番ハマると思える。が、これもモビーの一部と言えても本質とは若干ズレがある。特にスキッピーが…。ドラッグ禍にどっぷりハマってしまったスキップ・スペンスはこの盤にて一時脱退、次の<<69>>には不参加。
だいぶに怪しくなってきたのか、この盤での奇行(=曲)はすべてスキッピーによる。1−5、これがアナログ時代には困った、なにしろ「さあ、次のナンバーは回転数を78rpmに変えてもらおうか!」とMCが入り、実際にこの1曲だけSP盤の回転数にしなければ聴けないという代物、そんな回転数のあるターンテーブルはほとんどなかった。往年の名ウクレレ奏者のアーサー・ゴドフレイを引っ張り出してきて演奏・MCをさせたスキッピー。 2−2、バイクで事故るアイリーンの歌、ラストは衝突事故のSE、ハーレーがこなごなに…。2−4、ゆっくり歌ってテープを速回し、「帰ってきたヨッパライ」のおらは死んじまっただぁ〜$コで歌われる曲。
「笑い」を引きだそうと躍起になったスキッピーだろうが、それが今にして聴くと逆に真っ暗な心の闇に苦しむ姿を想像させて辛い…。

それでもスキッピーは3曲。他はモビーらしさ溢れる優れた楽曲が。1−4、ミラー&スティーヴンソン作。ミラーのギター炸裂アップナンバーだがブレイクすると一転アカペラのオープンハーモニーへと変わる絶妙さ。そう、モビーはハモリも抜群なのだ。
<He>はピーター・ルイスの傑作のひとつ。こだまするようなモズリーの歌声もいい。
モズリーは1−3、2−3、2−5を自作しているがこの人は本当の才人で、曲書いてよし、ベース上手い、ずば抜けたシャウター。とくに抜群の声量でのシャウトぶりはベースを捨ててリードヴォーカリストになっても十分いけたと思えるほど。同時期にフィルモアで対バンしたバンドに The Sparrows があるがここのヴォーカリストの実力と対バン≠オていた。このバンドは直に Steppenwolf とあらためる。ヴォーカリストとはジョン・ケイ。
モズリー作<Three-Four>はアルバムのなかでも屈指の曲。ボブ・アーウィンはモビーを分かっている/理解者≠ナあったはず。コンピしたCD<<Vintage>>には1〜3枚目までの全楽曲を収めたと思っていたのに今見返すとなんとこのモズリー曲が未収録! これはどうにも解せません…。
最終曲はファースト収録曲の別ヴァージョン。

68年発売のセカンドアルバム。アメリカではこの盤は<<Grape Jam>>との抱き合わせ発売とされている。が、中古市場では米盤でも単独盤がほとんど。どうなっていたのだろう? 日本では当時、別売りだった様子。




<<Irwin's '07 re-issue CD>>でのボートラ:
13. The Place And Time (Alternate)
14. Stop (Demo)
15. Loosely Remembered (Demo)
16. Miller's Blues (Alternate)
17. What's To Choose (Alternate)
18. Seeing (Alternate)    

<Stop> <Loosely Remembered> の2曲は未発表曲。<what's to choose> <Seeing> はともにサード<<69>>収録曲だがここに。<Miller's Blues _alternate> は後のコンピ <<The Place and The Time>> にも <<Vintage>> にも未収録、このCDにしかない。
posted by Denny_O at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | moby grape | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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