トノバン…。ドノバンフリークの加藤和彦に対して誰かが呼び始めたからだろう。本人もまんざらではなかった、というより気に入っただろうね、愛して止まないドノバンとの「リンク」。
仲井戸麗市のレイイチも、Donovan Leitch 、ドノバンの姓から。
[the summer day reflection song]の歌い出しは " Cat's a-sleeping in the sun...." 。遠藤賢司[猫が眠ってる]はやはりここからでしょう。
日本のミュージシャンにどれほど大きな影響を与えただろう、ドノバン。
そのお裾分けでしょうか、ワタシもたまらなく好きなのです。ドノバンの魅力は、卓越したギターテクニックはもちろんだけれど、新たな扉を開いた…アコギの新たな可能性を教えてくれたことと感じる(B4のフィンガーピッキング楽曲も彼の指南の賜物とは知られるところ…)。メジャー・キーでもマイナー・キーでもない、いわばドノバン・キーと呼べるような摩訶不思議な楽曲…それがアコギだけで表現できる驚きかな。複雑でなくとてもシンプルであることも驚く。奇をてらった歌い方でもメロディーでもない、誰にでも口ずさめる親しみやすさを持ちながら誰にもマネできない…まあそれが天才たる所以か。
[the summer day reflection song]、いいですなあ。[Turquoise][Ferris wheel]あたりの初期作ですら既に、聴いているだけで「ドノバンの庭」へと連れて行かれるような気分。wear your love like heaven....
「トノバン、ドノバンを歌う」
[ラレーニャ]のライブテイクはお宝音源コンピみたいなモンでCD化されているようなので、ワタシはこれを追悼音源として上げておきます、[Sailing Homeward]。
この名曲は73年の名盤、右の{オレの25枚}にも入れてるでしょ…【live in Japan : Spring Tour 1973】が初出。帰国して作った同年の【Essence to Essence】(アンドリュー・オールダム・プロデュース)にも収録されたがここではキャロル・キング/トム・スコット/アンドリュー・パーウェルがバックを付けた、良くない。アコギ一本弾き語りのジャパンライブがベストテイク(check UTube)。
契約関係で日本発売のみの「ライブ・イン・ジャパン」盤は結構あって(ステイタス・クォ盤はウルトラレアらしい)これもその一枚、のみならずここにしか収録されていない曲も多いという大名盤。
トノバン、本家に倣い弾き語り。「腹式ドノバン呼吸唱法」で…。
+++++++
蛇足ながら、マックにおまけで付いている映像処理ソフトを最近ちょいと試しておりまして。
1曲テストにしたのが、ピート・カーの two side のうちのイナタいギター路線の代表格アルバムからのこれ。スワンプ・ドッグ関連に頻繁に参加した中の一枚でフレディ・ノース盤から「君といつまでも」。
2009年10月20日
この記事へのコメント
僕も「黒船」から入った口というか、それしか知らなかった時期がありましたが、あんまりしっくり来なかったんです。その後、1stを聴いたら、これがもうドンピシャな感じで。例えば「影絵小屋」を聴いてみると、あらビックリの「Stay With Me」じゃないですか!グラムだグラムだとの先入観を持ってましたが、それだけでなく、意外と(失礼!)骨太で、また遊び心があって、さらに感激した覚えがあります。
Posted by 阿佐ヶ谷 at 2009年10月20日 23:37
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