2009年10月21日

Nash First

阿佐ヶ谷さん、コメントどうも。う〜んなるほど、ルーズなブギはフェイセスがベースですか。わたしもこの曲は大好きです。スペイシーな飛びっぷりはホークウィンドも思い出しますね。

この頃はブリティッシュ一直線であった加藤和彦。グラムのアイコンであったのが「Mr. Freedom」。ミック・ジャガーも着ていたモンローTを日本に持ち帰ったのは加藤さんが最初だろう。ムッシュもこのTやドットベスト/ミラー付シルクハットなどフリーダム・アイテムに燃えていたっけ。

音楽もファッションも、カルチャーとして日本に初めて紹介したもの、加藤和彦によるそれってすごく多かった。下世話な言葉(死語?)でいえばまさにトレンドリーダーであった人。そのフットワークの軽さは、固執しない性格からでしょう、アメリカに目が向けば誰よりも早くアラバマへ飛ぶ。Muslce Shoals Sound Studios での日本人録音もこの人が初。
マーチンの D-45 も、NYが弾いている姿を映像でしか見たことがなかったワタシらの目の前に見せてくれたのも加藤和彦じゃなかったか。

そんな加藤和彦だが、パンクだけは美意識的に許せなかったのでは。この頃から先駆者らしさを失っていったように思う。

++++

CSNYで、各人のソロ盤が出そろったのは71年頃であったか、世評は当然【after the gold rush】だ、ジミヘンと競演したステファン盤だと騒がしかった中で、加藤和彦が「これが一番なのデス」と言っていたのはナッシュの【songs for beginners】。
ワタシもほんとこれが好きで。当時らしいメッセージソング[we can change the world]からドノバンのようなトルバドールぶり、英国のお里が知れる[simple man]のような曲まで幅広い。なにしろ楽曲どれもが素晴らしい。レッシュ/ガルシア参加の[I used to be a king]、デイブ・メイスンのギターにリタ・クーリッジとPPアーノルドがコーラスの[military madness]も好きだなあ。
ウォーリ・ハイダーズ録音(ロス&シスコ)だが、英米どちらのニュアンスも内包したナッシュらしい一枚。謙虚なタイトルもナッシュらしさ。
posted by Denny_O at 08:06| Comment(2) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
改めて「影絵小屋」を聴いたら、ど頭はストーンズの「Stop Breaking Down」みたいと、個人的再発見と相成りました(笑)。当時の英国内における米国南部サウンドの流行に素直にいち早く反応したのは、日本ではミカ・バンドくらいなもんなのでしょう、とか言ってみたり(笑)。う〜ん、今さらながら奥が深い。
Posted by 阿佐ヶ谷 at 2009年10月22日 01:20

曲もいいですが、あらためて松山猛の詞にも
注目されていいはず、と思えます。

TVでは「あの素晴らしい愛をもう一度」ばかり
ですが北山の詞は加藤和彦にとっては売れ線=商売
であって、本来は松山=加藤が
エルトン=トーピンという想いがあったはず。

[アリエヌ共和国]のような言葉あそびも
秀逸ですが[オーブル街]を始めとする叙情の
世界こそ加藤和彦の音楽にハマっていたなと…。

Posted by denny_Lyric at 2009年10月22日 08:17
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