hard-OFF/OFF-house も。このガッカイ店は意味無く売り声がけたたましく苦手だがまあ安いは安いので覗く。で100円ゴミ盤を3枚買ってその1枚はメラニー。
70年コロムビア盤【レイ・ダウン/ニュー・フォークの彗星メラニー】。前年のウッドストックへ、半ば無名で登場して喝采された彼女がその印象を歌にし、エドウィン・ホーキンス・シンガーズのゴスペルコーラスをバックに歌った反戦表題作が全米ヒット。日本のラジオでも頻繁にかかっていた曲。そのハスキーな声、natural born な風貌と相まっていわばヒッピーカルチャのアイコンという立ち位置であったようなメラニー…。
この盤は、オリジナルとともにJT[carolina in my mind]、ストーンズ[ruby tuesday]のカバーを収録。これはどちらもいまイチ…。自作[what have they done to my song, ma]、これは聞き覚えがある。たしかニューシーカーズがカバーヒットさせた…?
意外なクレジットがあった、それが今回の話題。少し前に、ひさびさに引っ張り出して聴いた盤にもあった、その名前は Herbie Flowers 。
ハービー・フラワーズ。英国人ベーシストなのです。なので、もろアメリカンなメラニー盤によもやある名前とは思えなかったという意外。
AMGでは「英国セッションベーシストのトップをJPジョーンズから継いだ、No. 1 の売れっ子ベーシスト」と紹介。元は Blue Mink。英国ポップに思い入れあらば必ず出てくる名前のクック=グリーナウェイ。ふたりがからんだブルーミンクにいたところからしても、Dick James Music のエルトン・ジョンのセッション等々、ポップが「ロック」へ変わる時期に頻繁にスタジオワークにお声がかかったテクニシャンであったと想像できる、フラワーズ。
かのアル・クーパー…6〜70年代ロックをつぶさに見ていたクーパー(米国のみならず英国でも目利きであった_Zombies「ふたりのシーズン」は彼が米国へ持っていって大ヒット)をして、天才的ベーシスト≠ニ言わしめたフラワーズ。
メラニー盤、全10曲うちの4曲がなぜかロンドン/Wessex Studio 録音、ブルーミンクがバックでの録音曲であった。
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ハービー(ブルーミンク)のベースとなったのはロンドンの Morgan Studio 。モーガン盤といえば…このレコはばっちり参加のハズと思って取り出したら…【Donovan/ Cosmic Wheels】、外れた。ベースは Clive Chaman(1曲のみフィル・チェン)でした。クリス・スペディングとコージー・パウウェル/ラビットでのセッション盤。
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ハービー参加の、久々取り出し盤とはこれ。のみならずいくつかの楽曲では共作者としても名があった。
【Roger Cook/Minstrel in Flight】
John Burgess プロデュースによるエアースタジオでの録音。後にプロデューサー/リミックスで名を馳せたジョン・パンターがエンジニアで参加。

このジャケット、ヒプノシスなのです。ただのエアブラシイラストが何で? と思われるでしょうが。
ヒプノシス・ファミリーでのイラストレイターといえばコリン・エルジー/ジョージ・ハーディ。このイラストは Colin Elgie によるもの。
エルジーの代表作はやっぱり【Al Stewart/Year of the cat】だろうな。
↓これはUSライノによるベスト盤CD。さすがにライノ、オリジナルジャケのアウトテイク≠わざわざ使うこだわり!…かと最初は思ったがどうも違う。現物を持っていないので想像するだけだが、これはエルジーじゃないね、下手だ(似て非なる物/美意識がまるで違っている)。オリジナルへのパロディ状態、アメリカのイラストレイターが描いたモノだろう。

hipgnosis record jackets

