この盤はあまり採り上げられないと思うので入れておこう。
【eX】(80年 Camelia Records/ポリドール)
「エックス」というバンド…宅録ユニットかな、ふたりですべての録音をこなした。 Exhibition の略でエックス。梅林とハヤマという二人組。アルバム1枚だけで終わったと思う。梅林はその後映画音楽畑で活躍…であったような…。
自作は英語詞であったが、それだけでは売りにくいという判断だったろう、このLPの半分は松山猛の日本語詞にしている。英語日本語ごっちゃで演奏をこなすユニット…高嶋兄弟のあんちゃんのリアルポップオーガナイザーズに近い。あちらがアメリカンポップにたいしてこちらはヨーロッパ指向か。USっぽいのもあるけどね。
好きでした。頭の3曲が特に。[classical modern dance][masked ball][platinum night]。ぶっちゃけこの3曲がエックスのすべてなんだが…。残りはほぼ埋め草。
曲名だけでなにやら音を想像していただけましょう。たとえばムーンライダースが【modern music】したとか…「モダーン」がモダーンであった頃のこと。ヨーロッパデカダンスのプチブームとか。ずばり「ベルリンの壁」であった、かも。
ボウイのベルリン三部作、そのボウイがプロデュースしてやはりベルリン録音のイギーポップ盤。アルバム【ベルリン】のルー・リード。
大きかったイーノの存在。イーノとコンラッド・プランク。コニーのスタジオはベルリンではなくケルンだったが。コニーズ・スタジオ録音の二大名盤、【Devo/Q:Are we not men? A: We are Devo!】(イーノ・プロデュース)/【Ultravox/systems of romance】。
そんなこんなを思い出させたEX盤。ふたりの趣味に徹すれば全編英語詞でもう少し芯が通っただろうけど松山詞で薄味になった感が正直、あります。
ジャケデザインが奥村靫正(ザステューデュオトウキョウジャパン)。元ムー。加藤=松山=奥村ということでミカバンドと同じですね。がこの盤は、奥村氏のテイストもぐっとモダ〜ンになった頃、もうムーではなく自身が主宰する事務所だしYMOに近い仕上がり。80年はもうYMO仕事やっていたっけ?
バウハウス的でもありロシアン・モダーンでもある(自分で何言ってるか分かってない (*^^))。ジャケデザインからしてもやはり松山詞はなくてよかったと思うのですがそれでは売れなかったか。結果はその詞でも売れなかったけれど。
たまに無性に聴きたくなるので処分する気にはなれないレコ。今回ひさびさに全編聴いてみたがやっぱり3曲盤でした…。加藤和彦がどういう想いでプロデュースしたのか今ひとつ測りかねる盤でもあるがネ。

lyric sheet : なるほどステューデュオトウキョウジャパン、ですな。ちなみに裏ジャケのメンバー写真は十文字美信。一流でした

disk label : 椿の花。UKのfactory/peter saville のデザインを彷彿。ただし、ここは梅をもってくるべきでしょ


現役当時、都内で頻繁にライブをやっていたり、資生堂等多くのCM、他人への曲(松田優作等)提供を行っていたので、セカンドアルバムを楽しみにしていましたが、、、、、
1982年では、ファーストアルバム廃盤となり、シングルと2本溝LPしか買えなかった自分には、2000年にポリスターから、CDになって、全曲聴けることができ、冷たい感触を堪能できました。
同年、加藤和彦の手を離れた未発表セカンドにも詳細なライナーノーツが、掲載され製作の方の愛情がかんじられます。
以前、近田春夫とハルヲフォンのライブをアップされましたが、他のライブのアップもよろしかったら、お願いします。
お初です。
そうそう、2本溝レコードなんての、ありましたねぇ!
この唯一盤がCD化されていたとは知りませんでした。
音源は "hang on sloopy" のこと?
清志郎のステージMCなども、どうもimeemアップは
聴かれてない感じなんですがどうなんでしょうか。
ロハなんだからみんな登録すればいいのに…。