ロバーツとスティルス、戻ってもう一題。「コロラド」。
【ベスト・オブ・リック・ロバーツ】のジャケのように、ロバーツは知られているならば「コロラド男」という印象が強いはず。実際にその代表曲といえばブリトー三枚目での[Colorado]。コロラド育ちではあるものの生まれはフロリダであって…その話題は次としよう。
同様にスティルス/マナサスもコロラドバンドの印象があるかもしれない。バンド名はバージニアで録音はマイアミなんだが…。
ロバーツが書けばスティルスも書く…マナサス・ファーストに収録がやはり[Colorado]。同名異曲。このアルバムはアナログ4面におのおのタイトルを付けていて、同曲の面は <the Wilderness>。ある意味「コロラド・サイド」。
UTに驚きの1曲あり。これはどこからか? ライヴテイクだが、まあブートCDだろうね。スティルスがアコギ弾き語りで[Colorado]を。タイトルだけ見ればまず誰でもマナサス盤での曲をひとりで演っていると思うことでしょう。
が、なんとこれが自作[Colorado]にあらず…リック・ロバーツの[Colorado]! 同名異曲を持ちながら別曲のほうを歌うというのはかなり珍しい。(投稿氏はwords & music by Stills... なんてボケてる)
最後の最後に、"colorado" と歌う箇所のみ自作のほうのメロで歌っている…気づくかな。
この曲はリンダによってもカバーされている。というか、知られるのはこのテイクが一番だろう。73年、アサイラムからの第一弾となったLPに収録。ペダルはスニーキー・ピート、FBBでの盟友とともにロバーツ自身も参加してギターを弾いている。
これがオリジナル、ブリトー三枚目でのロバーツによる曲。やっぱりこれが一番だなぁ…。ロバーツの歌よし、バニー・リードンのギターよし、スニーキーのペダルよし。
+++++++
「日本のステファン盤」…はこれに尽きる(てか他にはあるのか?)。
【ゆでめん】。はっぴいえんど。
はっぴいの背景としてバッファローとモビーとは衆知であるけれど、とりわけこの盤での鈴木茂のギターの音色はスティルスしているねえ。もちろん楽曲自体もスティルスっぽく、三枚目【happy end】と同じバンドとは思えないほど。[春よ来い][12月の雨の日][かくれんぼ]どれをとっても「つげ義春」的/曇天/冬/寒さ…からっとしたウェストコーストサウンドとは一線も二線も画す。
シゲル氏のギター、ワタシはやっぱり「荒井由美」バックが一番好きでした。オブリも絶妙で。
何レッドだっけ、赤いオールドのストラト。ハックルバックも含めてこのギター、シングルコイルサウンドこそ鈴木茂というイメージが強い。
しかし「ゆでめん」/はっぴい初期での使用ギターはハムバッカー。スティルスも使っていた gibson firebird であったと思う。ヤマハからの借り物だったとか…。
シングルコイルの鈴木茂も好きだけどこのハムバッカー茂もたまらなくいいね。ちょいと引きずる重めのトーン/こもった音がスティルス的で。
う〜む、こうして聴くにはっぴいはこのファーストが一番だなあ。性格の暗そうな人達が暗い曲をやってるから無理がないでしょ (*^^) 。
2009年11月03日
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