
ロッド盤は、前作【スマイラー】をはじめ英国時代のソロの3枚が英国ジャケ界の鬼才 KEEF による。
コッシュの仕事は、次作【night on the town】をおいて、その次のこれ…2枚だけ。78年盤【スーパースターはブロンドがお好き】、一気にディスコへ流れた<鴻bドのその後にコッシュがついて行けなかったとも見える。
rod stewart - Foot loose & fancy free ( '77)
さして面白味のないジャケと映るだろう。しかしこの逆光フォトは【ホテルカリフォルニア】と同様のニュアンス、「ロスのロッド」を強く感じさせる…。【大西洋】とこのジャケ、どちらも「ワク(縁取り)」というコッシュデザインの基本。
実はこの盤でのコッシュの真骨頂はジャケではなく、同梱12ページブックレットにある。Germain とだけ署名された、50年代ガーリーマガジン風イラストレイター作を8点配置して絶妙のレタリング/フォント使い…ここがコッシュ。
「ガーリーマガジン」「アールデコ」、コッシュの趣味はずばりノスタルジア≠ナあった。
1. youre in my heart (LP)
2. i dont wanna be right (tokyo live '81)
3. i was only joking (tokyo live '81)