2009年12月16日

kosh/ Jim Price

jimPrce_top.jpg

jimPrce_back.jpg

jim pice - sundego's travelling orchestra (72)

72年、ジム・プライスの 2nd solo らしいこれ、なんとコッシュ・デザイン。

70年代にロックでのホーン仕事といえば…NYでのジャズ系ブレッカー兄弟/サンボーンを除くとこの三人、 Jim Horn - Jim Price - Bobby Keys 、三人で独占禁止法にひっかかるほどshareしていた。
マッドドッグズ、ストーンズなどスワンプ仕事を独占していたのがプライス。アメリカの人だと思うが、72年ならばコッシュはまだ英国在…どんな経緯の仕事なのか。ま、クレジットにはsuperviser だったかな、ジミー・ミラーの名前があったのでストーンズ仕事からの流れと見るのが順当かも。

カラーフォトの「一部を」モノクロ変換するという処理が非常に面白い。真新しいわけじゃないがここでは流石にコッシュ、巧い。上から下がるフリンジの幕(?)ひとつで奥行きを十分引き出し、eye catch 効果も充分。この幕にどこか英国らしさが漂うが「プール」というシチュエーションは実にアメリカン。バランス感覚に長けたところもコッシュの力量。
ほとんど見ないレアな一枚と思うが、コッシュの「いい仕事」。

写真はUK盤でCBSから。USは Dunhill/ABC盤(それがなぜ英国CBSから?)。
posted by Denny_O at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | kosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。