
family - bandstand (72)
ということで…
これがストーンズ盤のところで触れたファミリー盤、彼らの6枚目。コッシュ仕事のファミリー盤は以上3枚かな。
これはコッシュにとって英国時代を代表する名ジャケである…が、持っていないのだ(泣)。手にとって見せてもらったことはあるけれど。
今回は『12インチのギャラリー』から転載させてもらいましょ。



【fearless】ほど凝った仕様ではないが、出来は格段にこちらが上。
オイルライターを模したウィラーズの「キャッチ・ザ・ファイア」、ウイスキーグラスを模したロッドのベスト盤等々、何かを模すのはギミックジャケの定番だが、ノスタルジア・コッシュはここで最初期テレビ、アールデコ調のテレビ筐体をジャケにしている。全体形とブラウン管をヌキ型にして gatefold に…。
ストーンズ【ゲット・ヤー・ヤズ】の裏面とのリンクも理解してもらえるだろう。
表面が雑誌からなので曲がってしまったがそれでも素晴らしい出来栄えは分かってもらえると思う。書体もいかにもメーカーロゴっぽい、微に入り細に入り丁寧な仕上げがコッシュの真骨頂。(やっぱりUKオリジナルが欲しいなあ…)
アナログレコードの素晴らしさをつくづく感じる。まさに「アルバム」然とした装幀で、手にする喜びから、音を聴く前から音楽が始まることを実感させる(はず…持ってないが(T_T)