2010年03月07日

マッスル3枚

そうでした、Muscle Shoals Rhythm Section の David Hood とMacon Rhythm Section の Scott Boyer は現在一緒にバンドを、 The Decoys をやっていて昨年に Donnie Fritts のバックとして来日していたんだヨナ。まったく不義理と申しましょうか、行かなかった…。カウボーイ曲を演ったのだろうか。いやネ、そのデコイズの myspace では新録の[all my friends]を聴けるンだが…やっぱりワタシのなかでは、違う。
その来日で、友人は「よかった。誰やら知らぬギターのおやじがめっちゃよかったワ」とも。はてそれは誰かいナと思って今更来日フライヤーをネットで見てみた。
Kelvin Holly(the Amazing Rhythm Aces) とある。

ARAにケルヴィンなんていたっけ? ワタシの記憶のギタリストと違うナ…とはいえARAは何枚アルバムだしているのか、2枚しか聴いてないヨ、わたしゃ。フライヤーには Scott Boyer(ex-Cowboy) とある。ならばカウボーイは過去のバンドでARAは現在も活動中?

1枚はまだ持っていたよなァと棚を漁って見つけたこの盤、見返せばマッスル関連盤であったので再チェック。それと、ARAのコアであったラッセル・スミス盤はピート参加ゆえリストアップしていたが、ごく最近やっと見つけたのでこれも入れましょう。それと、もう一枚のマッスル盤、まったく無印であった盤もゲットしたので都合3枚を…。


amazingRhytym.jpg

 #140
【The Amazing Rhythm Aces】
( '79 ABC)
< ー : ★★>
produced by Jimmy Johnson

ジミー・ジョンソン・プロデュースのマッスル録音。メンフィス・ベースのバンドだったかな。この盤では6人編成、バンドなのでマッスル勢は演奏には基本ノータッチ。special thanks にフッド/ホーキンスの名はあるがマッスル色はほぼ無し。
カントリー風味の聴きやすい盤は、ある意味イージーリスニング。あっさり流せる感もあり…。アル・グリーン曲を歌っても「白い」。ジョーン・バエズ/トレイシー・ネルソンがコーラス参加。

個人的に惹かれたのはギター。Duncan Cameron 、エイモスばりの複弦弾きはなかなかの旨味。



russellsmith.jpg

 #141
【Russell Smith】
( '82 MSS/Capitol)
< B : ★★>
produced by Barry Beckett & Jimmy Johnson

アメイジング・リズム・エイシスの中心であったラッセル・スミスのソロ盤。過去デルバート・マクリントン/レボン・ヘルム/フランキー・ミラーなどがあったマッスル・ショールズ・サウンド・レコード(キャピトルのdistribute)盤、これもその一枚。
ARA盤同様にカントリー色漂うアッサリ盤であるナ。ごくごく普通のポップスLP。
キーボードでベケット/ギターにピート・カー参加。しかしリズム隊は Larrie Londin / Joe Osborne 。ナッシュヴィル一(いち)の売れっ子ドラマー、ロンディンやロスのオズボーンがマッスルへ…全曲マッスル録音盤。

3曲でピートが弾く(1曲はドブロ)。82年のピートらしいダブルトラック(ひとりツインリード)は悪くない…が、全盛期とはかなり違う音色/タッチ。

ジャケ写、なぜかノーマン・シーフ。この人もけっこう細かい仕事をこなしてましたなァ。



NicholasLampe.jpg

 #142
【Nicholas Lampe/it happend long ago】( '70 Cotillion)
< ー : ★>
produced by Ahmet Ertegun / Jackson Howe

recorded at Muscle Shoals Sound Studio Alabama
engineer: Marlin Greene,   strings by Arif Mardin

guitar: Nicholas Lampe / Jimmy Johnson / Eddie Hinton
drums: Roger Hawkins,    kbd: Barry Beckett
bass: David Hood

全曲オリジナルのSSW盤。不慮の事故死が惜しまれるアトランティックのボス、アーティガンがわざわざプロデュースを買って出た盤…こんなマッスル盤があることを知らなかった。アトランティック傘下、コティリオンから。

バックメンバーもきっちり四人衆とヒントン、エンジニアはマーリン・グリーンと申し分のないマッスル録音レコードはボズ盤と同時期だろう、マッスルとしては最初期盤となる。(ピートはまだメイコンにいた時期)

しかし…聴いてがっかり、なにも惹かれるモノがなかった。曲だめ、声だめ、演奏もさっぱり…。
裏ジャケに "listen twice" "Jesus Christ" とアルバムタイトルのように大きく文字を入れている。それとクレジットに spiritual advisors なんてのがある( Dion / Kenny Rankin の名前が4人のうちのふたりとしてある不思議)。
そこで思い出した。マーリン/ジーニー・グリーン盤がやはりマッスル盤であったが「キリスト」色が非常に濃い盤であったこと。このニコラス某もお仲間と見た、コア・クリスチャン・サークルのレコード。

++++

3枚を聴いてつくづく感じたのは、マッスルは…「早すぎてもだめ遅すぎてもだめ」。70年は早すぎる、82年では遅すぎる。旬≠ェことのほか短かったということ。
posted by Denny_O at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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