ファンならばいろいろと語りたくなるもの、ひいき筋を。話しが膨らむのは思い入れゆえか。good old ポールの死亡説、のように何やかやと…。
この盤も、そのジャケをやれ終焉を意味して黒枠だのメンバーの顔の向きは…などと語る輩も少なくないのでは。
わたしゃそれほどの「意味」はないと思っておりますヨ。
このコッシュ・デザイン、彼としてはたんなる「サントラ盤」としての仕上げと思う。黒枠は…デザイン仕事でラフ案をクライアントに見せるとき(プレゼン)はブラックボードに貼るもんで、それは色をより鮮明に見せるための仕様、この場合も写真をハッキリさせたかっただけじゃないのかな。
写真にしても、この頃はすっかりやる気なしのB4だったろうから、ジャケのためのフォトセッションもなし、しかたなしにライヴ風景を撮るしかなかったのだろう。なのでブレやらピントの甘さが相当あって、コッシュとしては「まあ使えるったらこの程度だよなあ…」とやむなく選んだ4枚を並べた…(違うか?)。
気になるのは、わざわざ黒バックにしながら白のオモテケイで囲ったこと。これは無しでしょ、ケイがないほうがよっぽどシャープだったろうに。たしかにこの黒に白で陰気な感じはしているか。
そのケイが、より太いのが難点ではあるけれど、この東芝盤シングルは、家にはレディマドンナもヘイジュードもあったが、身銭で最初に買ったB4のレコゆえに愛着あり。英盤もこのスリーヴなんだろうか、セピア色調…こっちのほうが「気分」だった。トリミングも違う。
これもコッシュ・ワーク?
posted by Denny_O at 05:37|
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