2011年06月23日

ウィッシュボーン制作


HOT_muscle.jpg

#144
【HOT/strong together】
( '79 Big Tree)
produced by Terry Woodford & Clayton Ivey
< ー : ★>


誰に頼まれたわけでもない、自分で好きにやっている…それなのに何に押されるのか、こういう駄盤へも手が伸びてしまう自分が悲しい。

ピート・カーが参加しているわけでも、マッスルスタジオ録音でもない…それでも買ったのは「マッスル盤」だから。HOT なる三人組レコが目に入ってしまったわけで。

マッスル録音といって、Muscle Shoals Sound Studios でもなくFame Studio でもない盤…これはマッスルBチームの拠点ウィッシュボーン録音盤。

マッスル・アーカイヴを掘りまくって分かってきたことのひとつ、マッスルの地にある Wishbone Recording Studio は Wishbone Production Inc. を主宰するふたり、Terry Woodford & Clayton Ivey が経営するスタジオだった。
ウッドフォード/アイヴィ組の仕事も「マッスル盤」ということ。

ウィッシュボーン組は Ruben Howell /シュープリームスなどモータウン仕事があった。ほかにもあったが「これは」という盤はない。
マッスル四人衆はこのコンビの仕切り盤にはほぼノータッチだがピートはかけ持ち、こちら盤でも弾いたし本人のソロ/ルブラン&カーでもこのスタジオを使っていた、かな。

79年盤、ジャケでお三方のノーブラが分かります…いや、ブラジャーしててもらって構わないんスが…。
見るからにつまらなそう、しょ〜もない音が想像できるジャケ盤は、聞けばやっぱりそのとおりで…。
つまらなくなった時期のポインターシスターズをよりつまらなくしたような。
ちょいダンサブルなディスコ受けとミディアム/スローが並ぶ、凡庸な出来。メロに光るモンが皆無なので困ってしまった。

HOT、このレコが三枚目だそう。で、77年ファーストからのシングル "Angel In Your Arms" がなんと全米6位のヒットだったそうな。前2作もウィッシュボーン組のプロデュース。
ウィッシュボーン盤として最大ヒットシングルは、作もウッドフォード/アイヴィが共作に名を連ねている。
レーベルがAtlantic傘下のBig Tree。ピート・カー/ルブラン&カーの盤も同様だったから、ジェリー・ウェクスラーがらみでのマッスル関連、その一派にHOTも含まれる。

http://whink.seesaa.net/article/155141739.html

アーカイヴとしてはこういう駄盤も入れておくべきだろうか。シュープス盤は入れなかったが…これは記録として入れておくことに。



posted by Denny_O at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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