マッスル四人衆が よりによってそのスタジオを
"Muscle Shoals Sound Studios" などと名付けたもんで
「マッスルショールズ」とか「マッスルサウンド」という時に
非常にややこしいことになって困りモノ_と何度も書いた
http://bit.ly/1rgMtAR
ここで その由来判明
リック ホールの FAME studios から独立してあらたなスタジオを
始めた四人衆だが それは「暖簾分け」といった友好的なものでなく
ほぼケンカ別れ_ホールには相当毒づかれたようだ「お前らだけで
成功するわけない」と
そこで あえて"Muscle Shoals Sound Studios" としたのは
ホールへ当てつけ_だったわけね
「これからは『マッスルサウンド』はオレらが仕切る」という
意味もあっただろう
前に記したように
3614 Jackson Highway は「マッスルじゃない」から.
ここら辺はアラバマ州コルバート郡で その中に
Muscle Shoals / Tuscumbia / Sheffield などの「地区」に分かれる
フェイムスタジオはマッスルショールズのど真ん中に位置するが
マッスルショールズサウンドスタジオはシェフィールドのほう
それでも あえてホールへの敵対心(?)からその命名と
あいなった次第
ちなみに ジャクソンハイウェイでもないからね
ここは "North" Jackson Higway が正式ストリート名
ただのジャクソンハイウェイはもっと南に存在する
++++
ジミー クリフに関する記述もある
驚いたのは "the harder they come" もマッスル録音であった事実
"sitting in limbo" はクリフの…というより_アイランドレーベルに
とって初のマッスル録音であろうLP『another cycle』に
収録ゆえ分かっていたが
"the harder they come"
"you can't get if you really want"
"many rivers to cross"
も同時セッションで録られていた_それがあの同名サントラ盤に
後に収録であったらしい
ボブ マーリー楽曲とともに 世界にレゲエが発信された
最初期の超有名曲_それらがキングストンではなく
アメリカ南部アラバマ州で録音されていたとは.
ギターはヒントンでなく Tippy Armstrong
ティピーをレゲエギターのパイオニアのような記載はちょいと
仲間うちで盛りすぎだが マッスルスタジオとレゲエの関係は
要チェック_やはりそのポイントは なぜクリス ブラックウェルが
マッスルに肩入れしたかなんだが…